災害時に頼れる人ゼロ…おひとりさまの不安解消には準備が大切
災害は突然やってきます。政府の地震調査委員会は南海トラフの巨大地震が今後30年以内に起きる確率をこれまでの「70%から80%」から「80%程度」に引き上げました。
地震に限らず突然やってくる災害に向けてどうすれば自分の身を守ることができるのか…。このような不安を解消するために、防災対策を万全にしておきましょう。
今回は、40代未婚女性一人暮らしの方向けに、防災対策を紹介!この記事を読めば、万が一の時に自分を守るための準備が整っているのでいざというときにも心に余裕が生まれます。
これだけは揃えとこ!おひとりさまの“本気の防災グッズ”チェックリスト
災害が起きた時に必要なアイテムを事前に揃えておけばいざという時に冷静に行動できるでしょう。ここでは、40代未婚女性向けのの防災グッズをリストアップします。

1. 食料と水
災害時には水や食料の供給が途絶えることがあります。常に最低でも3日分を用意しておきできれば1週間の備えをおすすめします。保存食や水は普段たべているものを多めにストックしておき、古いものから消費。消費した分をまた買い足すようにすると災害時でもストレスなく生活ができるでしょう。
- 保存食(レトルト食品、缶詰など)21食分(3食×7日分)
- ミネラルウォーター21リットル(3リットル×7日分)
- 食べやすいお菓子やエネルギーバー
2. 衣類と衛生用品
急に避難する場合や、停電でお風呂が使えないことを考慮した準備が必要です。
- 防寒具(温かい服、ブランケット)
- 下着や靴下(使い捨てタイプも便利)
- 生理用品、ウェットティッシュ、デリケートゾーン専用ふき取りシート、ボディシート、マスク、簡易トイレ、マウスウォッシュ、ドライシャンプー
3. ライトと充電器
停電時のために、すぐに使えるライトや充電器を準備しましょう。
- 手回しラジオ付きライト(電池不要で長期間使える)
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
4. 救急セット
万が一の怪我に備えて、基本的な医療用品は欠かせません。
- 絆創膏、消毒液、包帯
- 常備薬(もしものために普段飲んでいる薬)
- 体温計
- 救助用の笛
5. 重要書類や現金
避難所に持ち込むための必要な書類も事前にまとめておきましょう。
- 保険証、身分証明書
- 少額の現金(小銭もあると便利)
- メモ帳とペン(連絡先を書き込むため)
“ひとりだからこそ”備えておくべき防災対策

一人暮らしの場合、家族やパートナーのサポートを受けられないため周囲のサポートやいざというときの行動をシミュレーションしておきましょう。
1. 家の近くに頼れる人を作る
一人暮らしだからこそ、地域のコミュニティと繋がっておくと安心。隣人や近所の人と顔を合わせておくことで、いざという時に助けてもらえるかもしれません。
- 近所の人と定期的に挨拶をする
- 地域やマンションの防災訓練に参加する
- 災害時に頼りやすい「防災リーダー」を見つけておく
- 近所に友人が住んでいるときは災害時の連絡手段を合わせておく
2. 近所に頼れる人がいない場合の対策
もし近隣に頼れる人がいない場合は、助けを得る手段をいくつか準備しておきましょう。
- 近隣の避難所や公的施設の場所を確認
- 防災アプリを活用して、災害情報をリアルタイムで取得
- SNSやLINEグループで、緊急時に助け合える仲間を作っておく
チェックリストで実践的な防災対策
下記のチェックリストを使って、今すぐ防災対策を進めましょう。
- 最低3日分の食料と水を準備した
- 使いなれた防寒具や衣類を揃えた
- ライトとモバイルバッテリーをチェックした
- 救急セットを整え、常備薬を確認した
- 重要書類や現金をまとめた
- 日々近所の人と挨拶を交わしている
- 地域の防災訓練に参加した
まとめ
災害はいつ起こるか分からないからこそ、自分を守るための準備が大切。特に一人暮らしの女性にとっては、孤立した場合でも冷静に対処できるよう備えておきたいもの。防災グッズや緊急連絡先、頼れる人との関係を見直して自分を守る力を高めましょう。